こんにちは!
田町・芝浦にある子どもと女性のための音楽教室「Ladybird Music Lab」です。
みなさん、「ゴスペル」というのはご存じですか?
身近な物として、映画「天使にラブソングを(Sister Act)」が有名かと思います。
主演のウーピー・ゴールドバーグが訳あって修道院に匿われ、聖歌をゴスペルやロック風にアレンジし下手だった聖歌隊を鍛え上げるストーリーがありますね!
ゴスペルというのは元々、アメリカの黒人教会で歌われてきた歌を指します。
まだまだ肌色差別が残る現代ですが、歴史と切っても切り離せないこのゴスペルの原型は、黒人霊歌とも呼ばれています。
17世紀、アフリカ大陸からアメリカ大陸へ強制的に連れてこられた人々は「奴隷」として扱われていました。
雇い主である白人から少しずつ聖書を教わった奴隷たちは、主人の目を逃れ自分達だけで歌い・祈れる場所をつくりました。ここで集うことが、祈ると同時にお互いを支え合うコミュニティとして大事にされてきました。
奴隷制度がなくなっても黒人差別の政治が残る中、「ゴスペルの父」があらわれます。
トーマス・A・ドーシーがその人と言われています。
20世紀に入り、ブルースやジャズが発展していった頃、牧師の息子として生まれた彼ははじめブルースシンガーとしてデビューしました。が、妻子を立て続けに亡くすといった不幸が、彼の嘆きを歌った曲などスピリチュアルな作品を生み出すきっかけとなり、ここから「ゴスペル」という呼び方が始まります。
1960年代、大人数で3声で歌う「クワイヤ」スタイルが登場します。
一人が先導し歌い始めれば、各々手を叩いたりステップを踏んだりしながらパワフルに全身全霊で歌う。元々が神への祈りであるだけあって、映像で見ても圧巻のパフォーマンスです!
そして21世紀、HipHopと融合したあらたなゴスペルが主流となっていきます。
Kirk Franklinはこの路線を打ち出した革新的なアーティストの一人です。
私も学生時代、彼の曲をいろいろ演奏しました!
そして黒人と白人の両方のルーツをもつIsrael Houghtonは、ロックやポップスの音楽スタイルとゴスペルの融合の先駆者でもあります。
日本のゴスペル教室の定番曲にもなったりしている曲がこちらです。
ノリやすいビートに、パワフルなクワイヤ!かっこいいですね。
今回はゴスペルに関してピックアップしてみましたが、
ポップスやロック、R&Bやジャズ、それぞれにいろんな歴史があり、変化して現代の楽曲につながっています。
この曲のジャンルはなんなんだろう?この人はどんな音楽に影響を受けてこの曲を作ったんだろう?などなど、掘り下げてみるのも楽しいですよ!
ゴスペルもまだまだかっこいい曲がたくさんあります。いろいろ聴いてみてくださいね!
こういった曲も、もちろんレッスンで一緒に練習できます!
大人の方も体験レッスン随時受け付けております。
ボーカルレッスンで楽しく歌いましょう!
是非一度いらしてみてください!
Ladybird Music Labは
随時体験レッスン受付中です。
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